エアコンを少しでも高く売るコツ、方法を15年以上リサイクルショップ勤務しているスタッフが教えます！

1.　エアコンを売る方法

店頭持ち込み

ハードオフやトレジャーファクトリーのような大手では持ち込み限定でしか買取しません。という店舗もあるようですので、大手のリサイクルショップに買い取りしてほしい場合はこの方法が有効的です。ただし、デメリットがあり、事前にエアコンを取り外して自分の車で運ばないといけません。後々書きますがエアコンは専門業者に取り外してもらう必要があり、費用がかかりますので、買取価格と取り外し工事費用を比較して利益が出るように考えなければいけません。ただ、一般的には店頭買取の場合は直接エアコンを持ち込むことによりお店側の経費が少なくなるので買取価格が高くなりますので、出張買取で買取依頼するより高価買取が期待できます。

古いエアコンになると、買取価格が低くなるので、取り外し工事費用無料のお店もたくさん今はありますので、取り外し工事と買取を一緒にやってくれる買取店にお願いした方がお得です。

出張買取

買取店に取り外し工事と出張買取を両方依頼する場合はこの出張買取を選ぶようになります。自宅に取り外し業者と買取業者が来てくれるので一番手間なく終わりますし楽なのですが、一般的には買取価格が低くなる傾向になります。

メリットとしてはエアコンを売った金額をその場で直ぐにもらえるという事。工事業者の手配などは必要なく、万が一家を傷つけられても買取店に文句が言えて高い確率で修繕の対欧をしてもらえるという事です。

デメリットは買取価格が低くなる、という事だけでしょうか。お店側の経費が高くなるのでその分買取価格が低くなる、と一般的には言われています。

自分でネットで売る（フリマサイトなど）

最後は自分でエアコンを売る方法です。ヤフオク、メルカリなどのフリマサイトでエアコンを売るのですが、この方法のメリットはリサイクルショップへ売るよりも手元に残る金額が一番高くなる。収益が一番高い。という点です。

ですが、デメリットもその分大きいです。

・エアコンを自分で取り外して置く必要がある。

・配送後に壊れているとクレームがあった場合対応がめんどくさい。（ノークレームで販売すると価格が大幅に下がるのでリサイクルショップへ売った方が早くてマシです）

この２つがデメリットとして覚えておく必要があります。特に配送後に壊れていた、とクレームが来た場合の対応が面倒と感じる人はお勧めしません。配送後に配管が折れる、ガスが入っていないなどのクレームはかなり高確率で日々起きているのでリスクを考えたうえで売りましょう。

2.　製造5年以上経過しても買取・無料回収ができるエアコンの特徴

大手リサイクルショップや、多くのリサイクルショップが『エアコンの買取は製造5年以内』という基準を設けていますが、【5年以上経過した古いエアコンでも売れる】ことはご存じですか？実は、買取業者の経営方針、取り扱い方法により【取り外し工事費もコミコミで古いエアコンでも買取してもらう】ことができるんです。

・エアコンを売りたいんだけど、買取対象外と言われてしまった。

・5年以上使ったエアコンを買い取りしてほしい。

・壊れて動かない、冷房が出ないけど買い取りしてほしい。

・他店で断られたけど処分費用を払いたくない。

・取り外しも、回収も無料でお願いしたい。

製造5年過ぎたって買い取りしてほしい！というお客様の為にここはこっそり書いていきますので、参考にして下さい。

※　エリアによってサービス内容は変わります。燃料費の高騰などで予告なくサービスが変わることがあります。

エアコン無料回収と検索すると各都道府県数社は必ず出てくる。

実は、エアコン回収業者の中にはエアコンを無料で回収してくれる業者が存在します。弊社も、エアコン買取・無料回収と言うのですが古いエアコンでも買取、無料回収をしています。無料回収のルールが若干違ったり、費用が発生するルールなども変わってくるので確認、比較する必要はありますが、普通の業者に頼むよりかなり割安で処分することができます。

エアコンの無料回収はヤバい、トラブルになりそう、と考える方も多いですが、弊社は行政から電気工事の許可を受けているまともな電気工事業者です。許可番号は【久喜市長登録第2023004号】になります。久喜市が発行する『暮らしの便利帳』という行政が紹介する業者案内にも記載されました。弊社では古いエアコンも希少金属としてリサイクル、製造5年以内のエアコンは国内でリサイクル。古くなってもまだ使えるエアコン、動くエアコンは海外へ輸出してリサイクル販売しています。カンボジアやベトナムなどの国では古くなったエアコンと言えど人気商品なんです。

ゴミとして処分するだけではなく、リサイクルできる部分をリサイクルし、お客様からは最低限の費用のみを頂くのが弊社のやり方です。

いちど、【エアコン無料回収　〇〇市（お住まいの場所。熊谷市とか、川越市とかですね）】をGoogleで検索してみてください。何社か業者が出てきますよ。

無料回収業者って怪しいと言われますが、ご安心ください！

お預かりしたエアコンは輸出・再利用して循環型社会に貢献しています！

国内では需要がない古いエアコンですが、エアコンを海外へ送ると需要があります。弊社ではこのような日本国内では処分するしかないエアコン、古いエアコン、故障しているエアコンでも、最低限の基準をクリアすれば再利用して循環できる社会作りに貢献しています。

3.　買取担当が教えるエアコンを高く売るためのコツ

新しいエアコンは高く売れる

当然の事ですが、新しいエアコンは高く売れます。引越しなどで使わなくなったエアコンがあるようでしたら、早めに売却してしまう事をおすすめします。エアコンには使用期間というものが記載されていて、ほとんどのメーカーは10年となっていますので、使わなくなったらなるべく早めに売ってしまった方が高いんです。製造5年を経過すると大手リサイクルショップはもちろん、ほとんどの買取業者が買取や無料回収をしてくれなくなるので注意が必要です。

広い部屋用のエアコンの方が買取価格は高い

エアコンには6畳用から8畳、10畳…23畳用など対応する部屋の広さがあります。アパートの場合は基本6畳用、マンションでも10畳用程度の方が多いです。一軒家や広いリビングのお宅は16畳、20畳などの大型エアコン、200Vエアコンがあります。大型のエアコンは買取価格も高くなりますが、取り外し工事費用も高くなる業者がいますのでよく比較した方がいいでしょう。

自分の使っているエアコンのサイズを見る方法

エアコンの室内機を見ると、自分のエアコンが何畳用のものか確認することができます。

確認方法は２つあり、簡単なのは型番から確認する方法です。

CS-J223D

Panasonicのエアコンの型番ですが、これで2023年製の6畳用ということがすぐにわかります。

『CS-』の部分に意味はなく、「J」はJシリーズの機種。「223」には意味が二つあり、最初の「22」は2.2Kw。6畳用のエアコンという意味があります。後半の「23」には、2023年の意味があります。最後のDは無視してOKです。

メーカーにより書き方が若干違ったりしますが、製造年と大きさが型番を見るとわかるように書かれています。

もう一つは製品シールに記載されている冷房能力になります。ここには2.2Kwと直接記載されているので見やすいですね。

売る時期を選ぶ

一般的にエアコンは夏に使うもの、というイメージがありますが、冬場も暖房で使う方がいますので、正直弊社としては価格の変動はございません。

ですが、買取業者のHPにはエアコンは夏前、4～6月に売ると高くなると記載されているところがほとんどです。実際にお引越し等の場合は時期を選ぶ、ということは不可能です。自社で販売することができるのか？エアコンを買い取った後に保管する倉庫があるのか？販売ルートなどにもよりますが、買取価格は変動しないところもありますので、事前に問い合わせをした方が安心ですね。

売る前に掃除はする

エアコンを売る前に掃除をした方が高く売れると思っても、なかなか面倒ですよね。素人ではできないし、エアコンクリーニング業者に頼むと費用も高くつきます。（弊社は汚れたまま、掃除してない状態でも買取価格が下がりませんよー！）

でも、想像しているほどにピカピカにしなくても、エアコンの掃除はもっと手軽にできるんです。エアコンをこれから売却しよう、と考えているなら、ぜひ試してみてください。

エアコンのフィルター掃除

一番簡単です。エアコンのフィルターを外してお風呂場、洗面所で洗ってください。埃を裏側から洗い流すイメージです。マジックリンや家庭用の食器洗剤と歯ブラシでこすれば1分できれいになります。洗い終わった後はタオルで水分を取り、数時間干して元に戻せばOKです。

フィルター、全体的にきれいなエアコン。日立の6畳用エアコン2023年製。買取価格1万円でした。

エアコンの見た目の掃除

エアコンを運転すると、風が出てきますね。この風が出てくる部分をルーバーといいます。使用環境にもよりますが、数年使うとこの部分にカビが発生します。多くの買取業者はこの部分などを見てエアコンのクリーニング代を請求してきます。ですが、これは中古製品であれば仕方ないんです。弊社は買取価格を下げませんので、心配な方はぜひご依頼ください。

また、この部分は掃除が非常にしにくいです。プラスチック製の部品が多く、少し強く推しただけで折れてしまう事も多々あり、エアコンクリーニング業者ですら破損させてしまう場所です。この部分は掃除などせず、そのままにしておく方がいいでしょう。

エアコンの室外機について

エアコンの室外機は【触ってはいけません】。エアコンの室外機を掃除した方がいい、という記事があれば【嘘】と思ってください。エアコンメーカーも素人の方に室外機を触らないようにアナウンスしています。

エアコンの室外機は、漏電したら感電してしまうので命の危険もあります。また、もともと外にあるものですので、通常使用によって汚れているものを汚い。ということは考えにくいです。車を売るときも、内装は見られますが外装はキズや凹みだけで土埃などについては一切触れません。外で使うものは常識的に考えて汚れてしまうのは仕方ない。という考えです。

但し、マンションなどで鳥が巣を作って糞だらけ。プランターを置いていたらひどく汚れた。何かをぶつけて凹んだ、錆びた。と言う場合は減額の対象になる可能性が高いです。

エアコンの室外機は普通に使っていれば汚れて当然です。気にしないで大丈夫です。

エアコンが家電量販店などのPBではないこと

自分が持っているエアコンが東芝、ダイキン、富士通などの大手国産メーカーのものだとしても、油断してはいけません。

家電量販店やジャパンネットのような通販業者などのオリジナル商品、プライベート商品の可能性があるからです。これらは通常のエアコンよりも【機能が減らされている】分安く買うことができます。実際の型番の違いというのを調べてみました。

ダイキンAN36WFS とケーズデンキ AN36WFSK

型番がほぼ同じですよね。でも最後、【S】と【SK】があります。SKというのは【ケーズ】デンキの略字です。つまり、AN36WFSKはケーズデンキオリジナルモデル。という事になります。

エアコン取り外しは自分でしてはいけない

エアコンの取り外し工事は自分で行ってはいけません。取り外し状態、取り外し方はエアコンを見れば電気工事士がやったものかどうかすぐに判断ができてしまいますので、素人が取り外した、と判断されてしまうと買取価格が下がる、もしくは買い取りしてもらえなくなる可能性があります。これは取り外しの時に空気が混入していないか。ガスが漏れていないか？エアコンの機能がなにか壊れていないか？など買取店の買取基準に届かなくなる可能性があるためです。

エアコンの取り外しは買取業者、引越しのタイミングが近ければ引越し業者に依頼するようにしましょう。また、買取業者以外に取り外しを依頼する場合、取り外し工事だけで1万円弱の費用が発生します。

買取価格と見比べて、取外したほうがいいか、買取業者へ全部任せた方がいいか？を検討しましょう。

エアコンは設置環境で取り外し金額が大幅に変わる

今回売ろうとしているエアコンはどのように設置されているでしょうか？エアコンの設置されている状態を買取業者へ伝えるのは非常に大切なことなので、必ず覚えておきましょう。弊社をはじめ、多くの買取業者が買取、無料回収は【標準設置のみ】となっていますので、隠ぺい配管、立ちおろし、天吊りなどの特殊設置は買取対象外になり、事前に設置状態を伝えていない場合工事をしてもらえなくなります。

画像付きで見る設置状態一覧はこちら

設置状態についてはLINEやメールで写真を送る、もしくは電話口でも質問された内容に答えれば把握できるようなシステムをどこのエアコン業者も持っていますので、悩む前に一度相談してみるのが一番です。設置状態もわからない、確定していないのに買取価格を提示してくる、買取できると断言してくる業者は買取当日にトラブルになる可能性もありますので注意が必要です。

4.　実際にどんなエアコンが売れているか買取実績のご紹介

実際の買取・回収実績をご覧ください。

他店で断られたエアコン、処分費用に悩むエアコン、お気軽にご相談ください。

エアコンを買い取りしてほしい、買取してもらうにはどうしたらいいのだろう？という事をご紹介してきました。

ただ、多くの方が製造5年以上15年未満のエアコンを処分したい、できれば売りたい。と考えていらっしゃいます。

もし、いくつかの買取店に聞いて買取対象外と言われて諦めているのなら非常にもったいないです。古いエアコンでも、弊社は買取や無料回収ができる機種が多々あります。

無料見積もりであれば費用はかかりませんので、他店で高い処分費用を支払うのであればちょっと電話して聞くだけで結果がわかりますので、お気軽にご相談ください。