エアコン回収で注意すべきポイントはココ!騙されない回収業者の選び方をご紹介!

エアコンの回収業者選びで気になることと言えばなんでしょうか?

・料金

・サービス

がどうしても気になってしまいませんか?悪質な回収業者が増えている中、実際にエアコンの回収を頼みたくてもどこに頼めばいいのかわからず、引越し業者や不動産屋、家電量販店などに依頼して高い費用を払ってしまっているのではないでしょうか?

今回は多くのお客様に質問された『騙されないエアコン回収業者の選び方』というものをご紹介していこうと思います。

※ 2022年は9月末までのデータとなっています。

参照: 国民生活センター(「廃品回収サービス」の件数) 不用品・廃品回収業者とのトラブルについて

目次

1. 悪質なぼったくり業者が増えてトラブルが急増している

2. エアコン回収業者に頼んで実際に起きたトラブルとは?

 2-1. 資格も許可もない業者がエアコン取り外し工事をしたら損害賠償を請求された

 2-2. エアコンを不法投棄された

 2-3. エアコン以外の家財・貴金属を要求された

 2-4. 無料だから頼んだのに高額の費用を請求された

3. エアコン回収業者と買取業者の違いとは?

 3-1. エアコン買取業者とは?

 3-2. エアコン回収業者とは?

 3-3. 怪しい業者の特徴

4. エアコンを安く処分できると消費者が錯覚して騙されやすいパターンとは?

 4-1. 買取と相殺して回収ができる。と言われた

 4-2. 減額のポイント、査定ポイントを明言しない業者

 4-3. 出張費無料・工事費無料と記載があって安心しきってしまった場合

 4-4. 見積もり金額=支払金額と思ってしまった場合


1. 悪質なぼったくり業者が増えてトラブルが急増している

冒頭でも記述した通り、悪質な不用品回収業者の増加により国民生活センターへ寄せられる苦情・相談件数は年々増えて行っています。これらの不用品回収の中には【エアコン回収】のトラブルも含まれていますので他人ごとではありません。

今回ご紹介していく中で『実際に悪質なエアコン回収業者に遭遇した時どうしたらいいのか把握する』ことも含まれていますので、トラブルに巻き込まれることを未然に防ぐこともできます。また、悪質業者とトラブルになってしまった実際のケースも紹介していきますので、具体的なトラブル事例、このような業者には要注意、という2つの事を覚えてもらえたらと思います。

2. エアコン回収業者に頼んで実際に起きたトラブルとは?

悪質な不用品回収業者、エアコン回収業者に頼んだ場合、どのようなトラブルに発展するでしょうか?実際にあったトラブルをもとに考えていきましょう。この2章では実際に悪質業者がやった行為を調べましたので是非参考にして下さい。

 2-1. 資格も許可もない業者がエアコン取り外し工事をしたら損害賠償を請求された

家庭の電気工事をするには『電気工事登録業』という国の許可と、『電気工事士』という国家資格の2つが必要です。特例で不要な工事もあるのですが、自宅のエアコン工事を任せるのであれば正規の業者に頼む方がいいかと思います。多くの場合、ホームページの会社概要に許可、資格が記載されていますので必ず確認することをおすすめします。

実際に埼玉県さいたま市のアパート工事へ伺ったときの話ですが、『隠ぺい配管』という取り外し工事でこのように配管を潰して切り離すようなやり方をされている方がいます。これでは配管が再利用できず、次の入居者がエアコンの設置ができないため退去の時に数万円∼20万円程度の損害賠償を払う可能性が出てきます。「エアコンの取り外し工事は資格がなくても大丈夫。」という軽い気持ちが大きな代償になる可能性があるので業者を選ぶときは『安くて』『資格・許可』を持っている業者を選びましょう。

有資格者・電気工事業者へ依頼すればこのような工事はしません。退去後のトラブルを考えるとちゃんとした業者へ依頼することをおすすめします。

 2-2. エアコンを不法投棄された

昔からずっとある行為です。エアコン回収費用の内訳としては、出張費。エアコン取り外し工事費用。リサイクル料金。運搬費用。その他諸経費の構成になっています。正規の廃棄費用、廃棄方法で処分しないで道路わき、河川、山などに不法投棄してしまえばお客様からいただいた処分費用一式は全て業者の懐に入ることになります。

不法投棄で問題なのは、不法投棄したのが業者でも、業者が不法投棄した証拠がない場合、持ち主だったあなた個人が不法投棄の罪で逮捕される可能性がある。ということです。

不法投棄は罪が重く、罰金、懲役、もしくはその両方を受けて、前科持ちとなってしまうので十分注意が必要です。

 2-3. エアコン以外の家財・貴金属を要求された

引越しでいらなくなったエアコン2台を買取と回収をしてもらうということで出張買取を依頼した。電話では1台1万円程度の買取と聞いていたが、実際にエアコンを見るなり「これは買取できない」と言い出して「貴金属や宝石はないか?」「ブランド品はないか?」と言い出して貴金属を要求してきた。貴金属はない。と言うとエアコンの買取価格は2台で3,000円だけど、諸経費で2万円かかるから17,000円払ってくれますか?と言われたのでキャンセルして帰ってもらった。二度と関わりたくない

さいたま市で実際にあった悪質な回収業者の手口です。お金がかからず処分できる、無料で回収する、買取できる、とあらゆる手段でお客様の家に訪問し、エアコンの査定は適当に済ませて「金・プラチナ・ブランド品」などを要求してくる回収業者です。

関東地方で実際に逮捕されている不用品業者もいます。FNNのニュースリンクはこちら

埼玉県の注意喚起ページはこちら

女性や高齢な方を相手に脅したり、説得や洗脳して金品をだまし取ろうとする業者もいると報告されています。中には、金の価格がもうすぐ暴落するから売るなら今!という詐欺投資者のような言い方をする業者もいるそうです。

我々電気工事業者は、エアコンの査定、取り外し工事が目的で伺いますのでこのような貴金属の要求は一切いたしません。また、貴金属の買取には『比重計』と言われる特別な機械が必要です。エアコン回収業者がエアコン以外の事を言い出したら、要注意です。

 2-4. 無料だから頼んだのに高額の費用を請求された

引越しで不要になったエアコンを回収してもらおうと頼んだところ、回収は0円でも工事代、出張費用などは払う必要がある、と言われて結局2万円程度支払う事になった。引越しですぐに処分しなければいけなかったこともあり、断ることができず、せめて他の回収業者が8,000円だから安くしてほしい、と言ったら8,000円で回収してもらったが、壁には傷もあり、作業も汚く頼まなければよかった。

埼玉県鶴ヶ島市というところで実際にあったトラブルです。エアコンの回収を依頼したところ無料では回収できるのは製造5年以内のエアコンのみ。また、1台しかないなら無料ではなく出張費がかかる、という事を知らずに頼んでしまい費用を請求されてしまう方が増えています。回収業者も【出張費無料】・【工事費無料】など記載がありますが、どこまでが本当に無料なのか?という名言がないため、ホームページだけを見てすぐに決めてしまう人はこの手の詐欺業者に引っかかりやすい傾向があります。買取でも同様に、エアコンの設置状態や汚れなど中古品にかなり高いハードルを設定して難癖をつけてくる買取業者がいるようで、買取価格が15,000円だったのに無料引き取りにされた。という話はよく聞きます。

3. エアコン回収業者と買取業者の違いとは?

エアコン買取業者・エアコン回収業者の違いとは何でしょうか?自分のエアコンをどちらの業者へ頼めばお得なのでしょうか?簡単に買取業者と回収業者の違いを調べてみましょう。

 3-1. エアコン買取業者とは?

エアコン買取業者は【警察】【古物商の許可】を受けて買取をしている業者になります。法人でも個人でもなれます。

有名な所はハードオフやトレジャーファクトリー、近年では家電量販店のヤマダ電機も参入しています。買取業者へ頼めば処分費用は1円もかからない。と考えている方はおそらく悪質な不用品回収業者に騙されます。

例えば、

エアコンの買取価格は100円。取り外し工事、出張費、その他経費で10,000円。買取と相殺して9,900円の処分費用を支払う。

これが買取業者の新しい手口の一つです。エアコン買取業者へ任せても現金がもらえるとは限りません。費用と相殺して現金がもらえるのか?支払わないといけないのか?をよく聞かないで決めてしまうと損をしてしまいます。

また、エアコン買取業者は買取のルールがあります。

・製造5年以内のエアコン

・きれいな事

・付属品が揃っている事

・不具合がないこと

以上の4点は最低クリアしている必要があります。買取業者に頼んでも結局費用を支払うのであれば、エアコン買取業者ではなくエアコンの回収業者へ頼んだ方が節約できる場合もあります。

 3-2. エアコン回収業者とは?

家電量販店や一般廃棄物収集運搬業者、不用品回収業者などがこのエアコン回収業者になります。一番の信用性で考えると家電量販店になりますが、費用も一番高いです。ヤマダ電機、ケーズデンキなどの大手家電量販店で調べてみましたが、エアコンの回収、取り外し工事、処分費用一式で10,000円前後はします。設置環境が悪いと1台の処分で2万円する場合もあります。

エアコン回収業者は買取はしない代わりに、回収価格が安く設定されている場合が多く、エアコン1台の回収が諸経費込みで3,300円∼という会社もあります。買取業者に頼んでも諸経費が高くなる場合は、回収業者へ依頼した方が支払総額は安くなる場合がありますので比較検討をしてみてください。

 3-3. 怪しい業者の特徴

Googleで検索した時に、口コミが出ますので口コミを参考にしてみるのは非常に有効的だと思います。

ただ、口コミが500件、1000件あるにもかかわらず総合評価が⭐4以上の場合はステルスマーケティング(ヤラセ口コミ)を疑った方がいいと思います。その場合は悪い口コミを数件見てみると、実際に作業を頼んだ方のリアルな声が書いてありますので参考になります。

また、電話対応やメール見積もり、LINE見積もりで曖昧な対応、工事内容や作業内容、金額がハッキリしない場合は頼まない方がいいです。経験あるプロであれば、取り外し工事費用、回収費用は金額が出せますので、曖昧な金額のまま依頼してしまうのは避けましょう。

4. エアコンを安く処分できると消費者が錯覚して騙されやすいパターンとは?

実は、ネットでエアコン回収業者、処分業者を探しているうちに無意識で【この業者安くエアコン処分ができる】錯覚してしまい、高い費用を支払っている方が少なくありません。ホームページに書いてある情報をしっかり整理して、安いのか?高いのか?を比較していくことが大切です。実際にエアコンの回収業者を探していく中で『錯覚してしまうパターン』をご紹介します。

 4-1. 買取と相殺して回収ができる。と言われた

典型的なパターンの一つです。

エアコンの買取価格が10,000円。回収費用が20,000円。相殺して10,000円のお支払い。

という料金説明がホームページに書いてあって、買取価格が高いから費用が相殺して少なくなる。と錯覚してしまいます。

電話で相談した時も、回収費用は10,000円くらいですが、そこから買取価格をマイナスしますので費用は安くなります。と案内されるとなんとなく得した気持ちになりますが、結局割高な費用を払っている可能性が高いです。

買取と相殺していくら手元に残るのか?支払い金額はいくらなのか?ということをちゃんと聞くことが大切です。

 4-2. 減額のポイント、査定ポイントを明言しない業者

エアコンは炊飯器やテレビ、電子レンジと違い電源を抜けばすぐに持ち運べるような家電ではありません。悪質な業者このような人の弱みに付け込んできます。引越しや買い替えで困っているから高い金額を言っても払うだろう。と思って金額をふっかけてきます。

中古のエアコンできれいなもの、美品と言われるようなものは使用環境にもよりますが、製造2~3年以内になります。長く使えばホコリ、カビなど発生しますのでクリーニングが必要です。エアコン買取業者の中には、汚れがひどいからクリーニング代で8,000円マイナスします。傷、凹みがあるから5,000円マイナスします。という業者がいます。もちろん、査定なので減額するのは仕方ないですが、事前見積もりでマイナスする金額は伝えるべきだと私は思います。

また、エアコンの室内機にある配管を通す穴のツメ(呼び方が不明)が切り取られていると1ヶ所でマイナス5,000円下げられた、出張買取を頼んだのに別の業者(下請け?)が来て、出張費無料だったのに運搬費で5,000円を取られた。という話も聞いたことがあります。

中古のエアコンというのは、汚れも、キズや凹みもあります。このような場合、いくら減額されるのか?という点は事前に説明するべき、見積もりをするべきだと思いますが当日に急に言い出す業者も存在します。このような悪質な回収業者とトラブルになってしまった、断りたいと思った場合はすぐにキャンセルと言いましょう。作業をされると作業費用を請求される可能性があります。なにか文句を言われてしまっても警察を呼べば安全ですので、もし怪しい業者と遭遇してしまった場合は作業は何もさせないで帰ってもらう、もしくは警察を呼べばひとまず安心です。

 4-3. 出張費無料・工事費無料と記載があって安心しきってしまった場合

実際によく聞くトラブルなのですが、エアコン回収費用0円。出張費0円。取り外し工事費用0円。とホームページに記載があり、あまり確認しないで頼んでしまう方がいます。多くの回収業者のホームページを見てみると、

・エアコン回収費は0円でも、取り外し工事は3,000円と記載がある。

・工事費は0円でも、出張費が発生する。

と、必ず何かしらで多少の費用がかかるように記載がありました。その他条件付きで無料になる場合もありました。

・エアコンが2台以上あった場合は無料。

・製造5年以内のエアコンに限り無料。

などの記載がある回収業者さんもいますので、ホームページをよく確認してみることをおすすめします。

 4-4. 見積もり金額=支払金額と思ってしまった場合

多くの方が勘違いされていますが、【見積もり金額=請求額】ではありません。見積もりはあくまでも、このくらいかかるのではないか?という見積もりなので作業後に金額が上下します。

出張見積もりもなく、電話で簡単に聞いただけの状態で回収料金を伝えられてそのまま依頼する方が増えてこのトラブルは私が聞く中で一番多いです。特にエアコンを処分するときに、買取価格と相殺する。という業者の場合はトラブルが多発しています。4-2でもご紹介した通り、買取価格などは業者が一方的に変更することができるからです。

ただし、中には事前見積もり以上の金額は頂きません。という回収業者もいますので、依頼してしまう前に見積もり金額以上は払わないでいいのか確認した方がいいです。ちゃんとした回収業者、買取業者は『現地にいかないとわかりません』ではなく、『費用が発生する場合の条件と金額を事前に提示してくれる』からかなり安心してエアコン回収を任せることができます。

今回はエアコン回収業者のトラブル、買取業者と回収業者の違いや実際にあったトラブル、対策などをご紹介しました。

悪質な回収業者は年々増えていますし、エアコン工事は専門業者がいい。という内容も覚えていていただけたらと思います。

安心・安全なエアコン回収、エアコン買取を探しているなら地元埼玉県で2008年から営業しているエアコン無料回収さいたま支店にご相談ください。電気工事士、電気工事登録業保持。家電量販店の下請け工事も行っていますので家電量販店に依頼したときと同レベルの工事を安く、低価格でご提供できます。

エアコンの回収、取り外し工事費用などはわかりやすい明確な料金でご提示していますので、エアコンを処分するのはぜひ弊社までおといあわせください。

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この記事が、読んでいただいた方のお役に立てることを願っております。